航空燃料にも何種類かありますが、引火点は、航空ガソリンですとマイナス40℃以下、JET A-1はプラス38℃以上となっています。 航空ガソリンの場合0℃以下なのであまり意味が無いとして、性状表には載せないようです。 航空燃料の発火点は過去色々な方法で測定を試みられた様ですが、充分な再現性が得られず、燃料規格にも入れられていないそうです。 したがって、あくまで一例でしかないのですが、AVG約450℃、JET約250℃という記録があります。 航空ガソリンのほうがケロシン系のJETより発火点が高いのが不思議ですが、炭素原子数がJETのそれより多いからだそうです。